最近親の認知症が進んできて一人で散歩とか買い物に行かれるとすごく不安だ・・・
万が一迷子になった時どうしてらいいのか・・・
親が高齢で認知症になり一人での行動が不安になっている家族の方は非常に多いかと思います。私の祖母も認知症を患っています、少しずつ家への帰り道がわからなくなることが多々ありました。
そんな中、対策を考えて辿り着ていたのがAppleのAirTagでした。 ここ数ヶ月、祖母にAirTagを身につけていただいております。
実際に大いに役に立ったこともありました。
AirTagを導入するか検討している方も多いかと思いますので、実際の経験をもとに記事にしたのでもしよければ参考にしてみてください!
AirTagとは?
AirTagとは、Appleが開発した小型の位置追跡デバイスです。iPhoneやiPadなどのApple製品と連携し、物の位置を簡単に特定できる仕組みになりました。 主に、鍵や財布、バッグなどの紛失防止目的で使用されますが、認知症の家族のように迷子になりやすい人の位置を確認するためにも利用されています。
主な機能
- 位置情報の追跡: iPhoneの「探す」アプリ、AirTagが装着された物や子供の位置を随時確認できます。これは、AirTagが近くにiPhoneや他のAppleデバイスがある場合、それを利用しますして位置情報が送信されるためです。
- 通知機能: 指定した場所を終了と通知が届いたり、迷子になったAirTagの位置がわかると通知が来る仕組みもあります。
- 音を知らせる機能: AirTag がないとき、音を鳴らして探すことができます。
使い方
AirTagは非常にシンプルで、や服、持ち物に簡単に中断できることができ、専用のケースやアクセサリーも販売されています。iPhoneの「探す」アプリでペアリングするだけで利用を開始でき、特に設定が複雑ではないのが特徴です。
使ってみた感想
AirTag はリアルタイムで位置情報を表示することはできませんが、とわ言えかなり役に立ちます。 特に、迷子になって自力で戻れない人を探す際には非常に有効です。
AirTagの利用にはiPhoneなどのApple製品が必要ですが、AirTag自体の価格は4,587円で、月額料金も発生しません。もしiPhoneを持っていない場合、中古の安いモデルを購入する一つの方法です。私はAirTag用に35,000円でiPhone12を購入しました。
ただし、注意点として、周囲に誰もいない田舎や山の中ではAirTagは機能しません。AirTagが位置情報を送信するには、他の通行人のiPhoneなど半径15m以内に存在する必要があるからです。これが唯一のネックと言えるでしょう。
それでは、実際に迷子になった我が家の事例を踏まえて、どのようにAirTagが機能するのかの詳細を書いてみたいと思います。
帰宅すると祖母がいない・・・
帰宅すると祖母が家にいない・・・夜の7時頃、祖母の家に着いたのですが、おおむね外出しているようでした。外はすでに真っ暗です。事前にこの状況を予想していて、すぐににiPad(この時はiPhoneを持っていませんでした)で「探す」アプリを立ち上げました。
アプリを確認すると、祖母は10分ほど前に家から徒歩20分ほど離れた裏路地にいることが表示されました。歩いていくにはかなり遠い場所なので、意図的にそこへ行ったわけではなく、荷物がある可能性が高いと感じました。
AirTagの位置情報は、「13分前にここにいました」「7分前にここにいました」といった具合に表示されます。この時も、約10分前の位置が表示されていました。これが本当に正しいのか少し疑いながらも、もしかしたら家に向かって歩いて戻ってくるかもしれないと期待しつつ、位置情報の更新を待ちました。
しばらくすると、位置情報が更新されました。しかし、結果は驚きました。祖母は家からどんどん遠ざかっていたのです。
すぐさま車のキーを握って家を出しました。
10分後、祖母の最後の位置が行われているあたりのセブンイレブンに到着。 またiPadを取り出して位置情報を確認すると、再度更新されていて、少し先の記録を歩いている様子が見えました。
すぐに車を出発させ、薄暗い歩道を歩いている祖母を探しながらゆっくりと過ごします。 そして、たくさんの荷物を持って、家からどんどん遠ざかる方向に歩いている祖母を発見しました。
車を止めて声をかけると、祖母は疲れた表情でここを見ました。無事に保護することができましたが、本人はどこで何をしていたのかまったく覚えていませんでした。 、荷物の中には買い物をした形跡があり、スーパーのレシートを確認すると、昼の12時過ぎに近くのスーパーで買い物をしていたことがわかりました。
つまり、昼の1時頃から夜の7時まで、約6時間も散策していた可能性があるのです。
位置情報がリアルタイムではないが見つけることは可能である!
AirTagはリアルタイムの位置情報を発信するわけではありませんが、時々見つかることができます。少しタイムラグがあっても、位置情報が更新されるたびにその場所をたどり、最終的に迷子になった家族を発見することが可能です。
例、AirTagの位置情報が「10分前にこの場所にいました」と表示されていても、更新された位置情報をどんどん進めていくことで、最終的には探している人にたどり着きます。の場合も、祖母の位置情報が更新されるたびに確認し、どんどん遠ざかる方向に向かっているのがよくわかり、無事に発見することができました。
勝手ではないもの、AirTagが使える位置情報は限りなくあると感じています。
今回が、AirTagを使って迷子になった祖母を発見した初めての出来事でした。
無事に祖母を見つけて、家に帰る車の中で、「これは本当に感動的に役に立ちました!」と強く感じました。もしもAirTagがなければ、ぜひ何時間も車を走りながら探し続け、最終的には警察に捜索願を出すことになっていただろう。
祖母本人も、迷子になって一晩歩き続けることになり、不安でたまらなかったでしょうし、最終的には誰かに助けを求めることになっていたかも知れません。気づいてから30分もしないうちに発見し、無事に家に連れて帰ることができたのです。この違いは非常に大きいと感じました。
実際、発見したのは少し人通りの多くない暗い夜道でしたが、しばらくの間iPhoneが公衆のAirTagを警戒し、位置情報を提供してくれていました。 、付近を走行している車や民家にあるiPhoneもAirTagを検知しているのではないかと感じました。
外出時も行動を見ることが出来るので安心!
私が祖母と離れた場所にいるときでも、iPhoneの「探す」アプリを眺めながら、祖母が自宅にいるかを確認できます。
祖母が外出した場合、地図上に表示される鍵やカバンのアイコンが家から離れていくのがわかります。ルートまでは追えません。
祖母が外出したことがわかった場合、「大丈夫に家に帰れるのか?」「また迷子がいなくなったか?」と、アプリで何度も確認します。か一人で外出しても、迷子になって家に戻れなかったことはありません。
祖母に外出したかどうかを考えても、本人は完全に覚えていませんが、風景ニラや玉ねぎがキッチンにあることで外出した証拠がわかります。AirTagの情報は正確だと思います。定期的にアプリをチェックするのは少し面倒なので、突然の外出時アプリから通知が来る設定があればいいなと思っていますが、一時設定は現在できません。
本来AirTagは物に最適なものなので、AirTagが自ら移動することは想定外のようなものです。
AirTagが位置情報を共有できるのかその仕組みを簡単に紹介します!
さて、なんとかAirTagの位置がわかるのか疑問に思う方もいるかもしれません。では、その仕組みを簡単に説明します。
AirTag の仕組みは非常にシンプルです。
AirTag 自体は Bluetooth 信号を発しているだけで、その機能はこれに限られます。 この信号は 10m から 20m ほどの狭い範囲に届きますが、AirTag 自体には GPSやWi-Fiで位置情報を取得したり、インターネットやモバイルデータ通信で情報を送信する機能はありません。
確かに、iPhoneにはGPSやWi-Fiを使って自分の位置を取得する機能があり、さらにモバイル通信を使ってデータをインターネットに送信することができます。
つまり、AirTagはただBluetooth信号を発信しているだけで、近くにあるiPhoneなどのデバイスがその信号をキャッチし、そのデバイスの位置情報を利用してAirTagの位置をネットに送信する、という仕組みです。
具体的には、AirTagのBluetooth信号をキャッチしたiPhoneが、自分の位置情報をiCloudと呼ばれるデータサーバーに送信します。 これによって、AirTagの位置がiCloudに保存され、同じApple IDを使っているiPhoneやiPadの「探す」アプリで確認できるようになります。
微妙な話で言うと、迷子(AirTag)が泣いていて、自分の居場所が分からず、電話も持っていない状態だと思います。近くの優しい人(iPhone)がその泣き声(Bluetooth信号)を聞いて、警察(iCloud)に迷子の居場所を通報(インターネットで送信)します。 そして警察は、その迷子の家族(同じApple IDのデバイス)だけが居場所を教える、という感じです。
これがAirTagの仕組みです。
AirTagの問題点をいくつか紹介
AirTag の問題点について考えてみます。
以下が主な問題点です。
iPhoneやiPadを持っていないと使えない
AirTagはiPhoneやiPadでないと使用できません。なぜなら、AirTagを探すための「探す」アプリはApple製品にしか対応していないからです。 「探す」アプリは
Androidでは動作せず、さらにAirTagの位置情報をiCloudに保存し、他のデバイスと共有するためにはApple IDが必要です。
AirTagは完全にAppleのシステム上で動くデバイスです。
macOSでも「探す」アプリは使えますが、迷子を探すときにデスクトップやノートパソコンを持ち歩くのは現実的ではありません。ですので、iPhoneかiPad、特にiPhoneを持っていると便利です。
もしApple製品を持っていない、あるいは古いデバイス(iPhone 5など)を使っている場合は、新たにiPhoneを手に入れる必要があります。これは一部の人にとっては長くなるかもしれません。
AirTagを使うための準備
AirTagを使用するためには、AirTag本体と、AirTagの位置を表示できる「探す」アプリがインストールされたApple製品が必要です。「探す」アプリが使えるのは、iOS14以降、iPadOS、macOS Catalina以降がインストールされたデバイスです。iPhoneであれば、iPhone 6s以降が対応しています。
私は、中古iPhone 11を購入しました。 購入理由は、AirTagの「正確な場所を見つける」機能を使いたかったからです。 この機能に関しては後述しますが、外出先から手軽にAirTagの動きを確認したい場合は、持ち運びの利便性からもiPhoneがおすすめです。
位置情報が入っていない
AirTag の位置情報は緊急ではありませんが、最長 15 分前の情報でも、ないよりは遥かに役立ちます。街中であれば頻繁に情報が更新されるので、十分に役に立ちます。 「にいた」という情報だけでも、広くお送りします。
AirTagを複数持てると精度が向上
私の祖母は、鍵とカバンに2つのAirTagを付けて外出しますが、時々、鍵は検知されたけどカバンは検知両方のAirTagがバラバラに警戒されることもあり、2持たせることでより正確に位置を認識できる場合が多いです。
いかに身につけさせるか
次の問題は、どうやってAirTagを持って外出してもらえるかです。認知症の祖母が自分で「迷子になるからAirTagを持たなければいけない」と思うことはまずありません。
私の祖母の場合、外出するときは必ず「鍵」と「カバン」を持って出かけます。これは認知症になる前からの習慣で、鍵をかけなければ外出できませんし、カバンは財布など大事ですものが入っているため、必ず持っていきます。これが理由で、私はキーとカバンの両方にAirTagを付けています。
何も持たずに外出してしまう場合、ズボンのベルトループや靴にAirTagを整える一つの方法です。
androidのスマートタグとの違い
AirTagのような製品は「スマートタグ」と呼ばれ、AndroidでもTileなどのスマートタグ製品がいくつかあります。Androidスマホしか持っていない人にとっては、これらも気になるところですよね。
一見、AirTagと同じように使えるかと思われますが、Androidのスマートタグは基本的に、タグに内蔵されたスピーカーから音を鳴らして、音を頼りにモノを探すことが主な機能です。
位置情報を取得することも可能ですが、AirTagに比べて正確さに欠ける部分があります。その理由は、Android用スマートタグの仕組みがAirTagと似ている一方で、決定的な違いがあるからです。
決定的な違い
Androidのスマートスマートタグの場合、対応するアプリが近くのスマホにインストールされていないと、そのタグと通信することができません。が開発した専用アプリがインストールされたスマホが近くにないと機能しません。
例、人気のあるTileというタグをスマートに使う場合、このタグの位置情報を取得するためには、近くの刑事が持っている別のAndroidスマホが必要で、さらにそのスマホにTileのアプリがインストールされている必要があります。
この仕組みでは、アプリを持っている人が少ないため、AirTagのように頻繁に位置情報を取得するのは難しいです。人通りの多い場所でも、数日間位置情報が更新されないこともあります。
AirTagとの違い
一方、AirTagの場合は、iPhoneなどに特別なアプリをインストールする必要がなく、すべてのApple製品が自動的にAirTagの位置を検知できるため、非常に多くで利用可能です。
Tile社などは、タクシーや駅にデバイスを設置してスマートタグの位置情報を取得することに取り組んでいますが、AirTagのように数分ごとに位置情報が更新されるレベルには至っていません。
そのため、迷子を一刻を争って探す必要がある場合、現状ではAirTagが最適な選択肢と言えます。
AirTagのその他の利点を紹介します
家の中で探し物をすぐに見つかる
私は自宅の鍵にAirTagを付けていますが、この鍵がよくなくなります。 認知症の祖母がどこかに気づいたり入れたりしたことをすぐに忘れてしまうためです。鍵を探すことがよくありますが、どこにあるのか見当がつかないことが多いです。
そこで、すぐにiPhoneを取り出して「探す」アプリを起動し、まずはAirTagに内蔵されているスピーカーから音を鳴らしてみます。そんな時に便利なのが「正確な場所を見つける」機能です。この機能を使いたくて、わざわざiPhone 11を手に入れました。
アプリがAirTagをサーチし始めます、万が一に接続しない場合は、iPhoneを向いて移動します。試しに天井にiPhoneを向けると、距離が縮まるので2階かもしれないすぐに理解できない、階段を上がる最終的にAirTagを正面に褒めると、見事に鍵が洋服の山の上のフリースのポケットの中にあることがわかりました。
これはiPhone 11以降で使えるもので、10cm単位で距離を表示してくれるため非常に正確です。AirTagの音だけでもなんとなく検討はつきますが、「正確な場所を見つける」機能を使って、さらに早く物探しを見つけることができます。もしAirTagがなければ、鍵を探すのに20分ほどかかり、最終的に届かないという状況になっていたかもしれませんが、AirTagを使うと1分ほどで見つかるのです。
バッテリー
AirTagは汎用のボタン電池を使用しており、バッテリーは1年ほど持っているようです。ます。
「正確な場所を見つける」で人間を探すか?
「正確な場所を見つける」機能は鍵のような小さな物を家の中で探すには非常に役立ちますが、迷子を探すには向いていません。私がショッピングモールで祖母を見抜けたとき、この機能を試してみましたが、10mという範囲ではショッピングモールのような広い場所ではほとんど役に立ちませんでした。
しかし、20m以内にいる場合はAirTagと接続することができます、その場合は比較的近くにいることが分かります。目視できない場所にいる場合、例えば棚の裏にいるなどの状況で考えられるかもしれませんん。
Apple Watchの利用
AirTag の最大の弱点は、近くに誰もいない場所、例えば記憶や山の中で機能しないことです。 近所に住んでいる場合、セルラー版の Apple Watch を使う一つの方法です。円でApple Watchを携帯電話として利用できるプランもあり、位置情報だけでなく通話もできるため、祖母が腕につけていればそのまま外出しても安心です。
AirTagよりも高価で、毎日充電が必要というネックはありますが、これがクリアできれば、さらに役立つかも知れません。
まとめ
知らない人に車で送ってもらったり、警察に送ってもらったりして、徐々に迷子になることが増えてきたおばあちゃん。
見守りサービスはさまざまな会社からリリースされていますが、発信機が携帯電話のように楽しめたり、月額料金がかかったりと、古いものが多くなかなか満足のいくものがありませんでした。
その中で、このAirTagは簡単で、月額料金がかからないという点で非常に使いやすいアイテムです。
ただし、過去の位置情報の記録が出来なかったり、また山の中ではAirTagは機能しないので、その場合はApple Watchのセルラー版を検討するのも良いでしょう。
Apple Watchでの通話も可能です。
迷子になったお年寄りの情報が、町内放送で時々放送されています。
これだけ便利な世の中になっても、迷子になる人は沢山います。
便利なツールがあっても、それを知らなければ活用できません。ツールを知ることで、迷子の町内放送が少しでも手助けになればと願っています。
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