ハラスメント防止指針

1. 基本理念

安全で安心できる職場環境を整え、管理者・職員ともに守られる環境を構築します。利用者・家族との信頼関係を重視し、暴力・ハラスメントを未然に防止します。


2. ハラスメントの定義

職場内

  • パワーハラスメント:優越的な関係を背景に業務の範囲を超え、就業環境を害する行為(暴力、侮辱、隔離、過剰な要求、個の侵害など)
  • セクシュアルハラスメント:「対価型」「環境型」を含め、性自認や性的指向に関する差別的な言動も含む
  • 妊娠・出産・育児等に関わるハラスメント

訪問先・利用者宅でのハラスメント

  • 利用者や家族から職員への、また職員から利用者・家族への言動(暴力・暴言・性的発言など)

3. 防止対策

  • 「ハラスメント行為を許さない」旨を明記し、関係者すべてに周知する
  • サービス内容・心づけ断り・相談窓口案内などを利用者・家族にも周知
  • 管理職・職員間のコミュニケーション促進と、風通しの良い職場づくりを推進

4. 相談体制

  • 相談窓口設置:管理者または指定の責任者を窓口とし、匿名でも相談可能
  • 相談時の配慮:相談者が不利益を受けないよう対応し、プライバシーを保護
  • 委員会対応:相談内容はハラスメント防止委員会で検討し、必要な措置を議論・実施

5. 利用者向け対応とサービス拒否の留意事項

  • 異常な要求(サービス範囲を超える要求、理不尽な言動)は、文書・録音などで記録し対応
  • 正当な理由によりサービス提供が困難な場合には、速やかに他の事業所紹介など適切な代替措置を取る

6. 職員研修

  • 入職時および年1回以上、本指針およびマニュアルを用いた研修を実施

7. 指針の周知・開示

  • 全職員に配布・説明し、本指針を事業所内に掲示
  • 利用者・家族にも閲覧可能な状態で整備

8. 記録・改訂

  • 発生・相談事例は記録し、必要に応じてマニュアルや研修内容を見直す
  • 制定日:令和4年12月1日
  • 改定日:令和4年12月1日
  • 事業所名:訪問介護事業所ケアーズパートナー
  • 管理者署名:岩田貴之
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