訪問介護事業所ケアーズパートナー【事業継続計画（BCP）】

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1. 目的

本計画は、感染症や自然災害等の発生時においても、利用者の安全を確保し、必要なサービスを可能な限り継続するための体制を定めることを目的とする。

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2. 対象範囲

• 訪問介護（介護保険）
• 居宅介護（障害福祉）
• その他当事業所が提供する居宅系サービス全般

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【第1章：感染症発生時BCP】

3. 発生時の行動手順

1. 発生確認
   • 発熱、咳、下痢等の症状がある利用者・職員を確認し、管理者へ報告
   • 感染症名・発症日・症状・濃厚接触者の有無を記録
2. 初動対応
   • サービス提供可否の判断
   • 必要に応じて訪問延期・中止を利用者家族へ連絡
3. 感染拡大防止
   • ゾーニング、動線分離、消毒の徹底
   • 職員の防護具着用（マスク、手袋等）
4. 外部機関との連携
   • 医療機関、嘱託医、保健所、指定権者へ報告
5. サービス縮小・代替措置
   • 優先度の高いケア（排泄・食事・服薬）を優先
   • 他事業所や自治体への応援要請
6. 職員確保策
   • 休業職員の把握とシフト再編
   • 多能工化職員の活用
7. 復旧フェーズ
   • 感染終息後の通常業務への復帰
   • 発生事例の検証・改善策の策定

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【第2章：災害発生時BCP】

4. 想定災害

• 地震、火災、風水害、停電、交通遮断等

5. 発生時の行動手順

1. 安全確保
   • 職員・利用者の安否確認（電話・LINE・安否確認表）
2. 初動対応
   • 火災時：119通報、初期消火、避難誘導
   • 地震時：安全な場所への避難誘導
3. サービス提供可否の判断
   • 被害状況と交通状況を確認し、訪問可否を決定
4. 優先対応利用者の決定
   • 医療依存度・介護依存度の高い利用者から順に訪問
5. 代替拠点の利用
   • 事業所が使用不能の場合、指定避難所や協力事業所を拠点化
6. 物資・備品の確保
   • 保存食・水・燃料・衛生用品の備蓄
7. 外部機関連携
   • 市区町村、消防、警察、地域包括支援センターへの連絡
8. 復旧フェーズ
   • サービス再開の段階的実施
   • 災害時の対応検証と計画改定

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6. 年間訓練・研修

1. 感染症対応訓練：年2回（発生対応・防護具着脱訓練を含む）
2. 災害対応訓練：年2回（避難誘導・通報訓練を含む）
3. 職員研修：年1回（BCP全般）

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7. 計画の見直し

• 訓練・研修の結果や実際の発生事例を踏まえ、年1回以上見直す。

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制定日：令和6年4月1日
改定日：令和6年4月1日
事業所名：訪問介護事業所ケアーズパートナー
管理者署名：岩田貴之